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空調配管の設置に欠かせないダクトについてわかりやすく解説

2023.09.15

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ダクト配管は

ビルや商業施設だけではなく、一般家庭であっても空調配管を設置するときに欠かせないものに、ダクトがあります。
空調配管を設置するときのダクトは、単に設置して機能を果たせば良いというものではありません。

無駄のない配管を設置し外観を美しくスマートなものにするだけではなく、空調配管を効率よく機能させることも大切です。

そこで今回は、空調配管を設置するときに欠かせないダクトについて、わかりやすく解説します。

 

空気を運ぶダクト

空気を運ぶために取り付けられる管がダクトです。

ビルや商業施設、一般家庭など、建物の換気や排煙のため、空調配管の設備に欠かせないものです。ダクトに流れる空気は、送風機によって圧力がかかり空調配管を辿って屋内へ空気が送り込まれます。

そのため、ダクトの設置は、配管工事に分類されます。

配管工事では、空気だけではなく、水やガスなどを流す設備を取り扱います。しかし、ダクトは、空気だけを流します。

ただし厳密には、空調配管を使用するときに発生する水分が含まれます。

またダクトの特徴は、水道配管やガスの配管に比べると、比較的簡易な工事が行われる場合も多いことです。

加えて、ダクトの設置は、どのような空調配管が設置されるかによって適切なものを選ばなければならないことも特徴です。

 

さまざまな種類がある

空調配管は施工する建物や目的によって、適したものが選ばれます。これに応じるようにダクトも、建物の大きさや場所、空調配管が設置される環境によって適切なものを選ばなければなりません。

ダクトにはさまざまな種類があり、比較的大きいダクトには四角い角ダクトが使われます。また丸い丸ダクトやスパイラルダクトは、広くさまざまな場所で使われているダクトの種類です。

ダクトは、空調配管に応じて設置できるように、さまざまな種類や形が用意されているのです。

 

材質は

ダクトの形状にはさまざまな種類があります。
形状に加えて、ダクトにはさまざまな材質があります。

形状を選ぶときと同じように、空調配管が設置される場所に応じてダクトの材質を選ぶことが大切です。

 

亜鉛メッキ鋼板

亜鉛メッキ鋼板でできているダクトは、多くの場所で使われてきた材質です。そのため、最も一般的なダクトの材質ともいえるでしょう。

板厚が約0.5㎜から1.6㎜程度であり、一般的な空調配管に加えて、排気や排煙のためのダクトにも使われることが多いです。

 

ステンレス鋼板

ステンレス鋼板のダクトは、屋外や工場などでダクトが露出する場所でよく使われています。

錆びにくく、耐食性が高い材質であるため、錆びの発生が懸念される場所に設置するダクトに多く使われているのです。

 

ガルバニウム鋼板

ガルバリウム鋼板のダクトは、アルミニウムと亜鉛の合金メッキが使われた材質です。

耐熱効果が高く、防腐性に優れているため、最近になって広く使われるようになりました。加えて、ステンレス鋼板よりも、費用を抑えられることも需要を伸ばす後押しをしています。

 

塩ビコーティング鋼板

塩ビコーティング銅板は、亜鉛メッキ鋼板などに樹脂によるコーティングが施工されたダクトの材質です。

耐食性に優れているだけではなく、耐酸や耐アルカリ性にも優れており、薬品工場や医療施設などのダクトに使われることが多いです。

また、耐薬性も高いことから、プールで使われることも多いダクトの材質です。

 

設置は

空調配管のダクトを設置するときには、効率よく機能を果たすためにどのような設置が望ましいかを考えることも大切です。

しかし、どのように設置することが外観を美しくスマートにできるかを考えて設置することも、大切なポイントなのです。

そのため、ダクトを設置するときには、結露などの水分を十分に排出できるための勾配に気をつけるだけではなく、極端に曲げないことが大切です。

また、ダクトを曲げる箇所を少なくしたり、ダクトの設置を最短にしたりして、サイズや形状が合ったものにしましょう。

ほかにも、ダクト同士を接続するときには、ジョイントやT型ジョイントを使って、見た目をスマートにし、サイズが違うダクトを接続するときには、異形ジョイントを使うことで、スマートな仕上がりになります。

また、壁からダクトを出すときにはウォールコーナーを使ったり、壁から別のダクトを出すときには分岐ダクトを使ったりする方法もあります。

 

曲がる部分では

空調配管の設置場所によっては、ダクトを曲げなければならないときもあります。

ダクトを曲げる部分では、エルボと呼ばれる角または丸の形状のダクトを使いましょう。エルボを使うことで、ダクト内を流れる空気の乱れを減らせます。

また、ダクトを設置する経路に障害物があるときには、蛇腹で形状を変えられるフリーコーナーや、フリーコーナーを留めるジョイントやコーナーサドルを使う必要があります。

ダクトを曲げて設置する場合でも、最短経路であることや、仕上がりがスマートで美しいかを考えて必要なパーツを選ぶことが大切です。

 

接続部分では

機器を接続する部分では、接続を重視するために、見た目のスマートさを失いがちになります。しかし、端末カバーを使って、ダクト内に雨や空気が入ることを防ぐと、仕上がりを美しくできます。

また、接続部分は複雑なダクトの設置になりやすい箇所でもあります。

ダクトがぐちゃぐちゃした印象にならないように、平面や立面のどちらであっても、90度を意識して直線に設置することで、仕上がりをスマートにできます。

空調配管やダクトの設置場所、また建物に合わせて、ダクトを隠すためにカバーを用いると効果的です。

 

まとめ

空調配管の設置に欠かせないダクト。
ダクトを設置するときにはまず、どのような空調配管が設置されるかを把握しなければなりません。

また設置する建物や目的によって、材質や種類を選ぶ必要があります。配管に合った材質や種類を選ぶことで、効率の良い空調配管にしなければならないのです。

加えて、ダクトは単に空気が通る管としての役割を果たせば良いというわけではありません。ダクトを設置したときの見た目の印象も大切です。

そのため、ダクトを設置するときには、最短経路であることや、90度の直線を心がけましょう。設置に適したパーツを選ぶことも重要です。

よりスマートなダクトの設置は、知識と技術、経験に富んだ専門の業者に依頼しましょう。

 

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