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ー空調配管の施工例から学ぶ!失敗しない配管計画と現場の工夫ー
2025.12.19

空調配管の施工例から学べるポイント
空調配管の施工例は、図面だけでは見えてこない「現場ならではの工夫」や「トラブルを防ぐポイント」を知るうえでとても参考になります。ここでは、オフィスや店舗、工場など、さまざまな建物での空調配管の施工例を通して、配管計画や施工時に意識したいポイントを分かりやすくご紹介します。
空調配管の施工は、設計どおりに配管を通すだけではありません。限られた天井スペースや他設備との取り合いを考えながら、効率よく、かつメンテナンスしやすいように施工していく必要があります。実際の施工例をイメージしながら、自分の計画にも活かしてみてください。
オフィスビルのリニューアル施工例
オフィスビルのリニューアル工事では、既存テナントが入ったまま空調配管を更新するケースがあります。この場合、工事時間が夜間や休日に限られることが多いため、事前の段取りと仮設計画が非常に重要になります。限られた時間のなかで、安全に確実に配管を切り替える工夫が求められます。
あるオフィスの施工例では、既存の配管ルートをすべてやり直すのではなく、使える部分は活かしながら主要ルートのみを更新する方法が採用されました。これにより、工期とコストを抑えつつ、冷房能力不足や騒音などの課題を解消することができました。既存図面だけでなく実測を行い、現状に合った最適なルートを検討したことが成功のポイントです。
また、オフィスではレイアウト変更が頻繁に行われるため、将来のデスク配置や会議室の増設を想定した配管計画も重要です。吹き出し口の位置に余裕を持たせたり、ダクトの分岐を追加しやすい位置に設けたりすることで、大掛かりな工事をせずにレイアウト変更に対応しやすくなります。
飲食店の「見せる配管」施工例
飲食店の空調配管の施工例では、「見せる配管」としてデザインに組み込むケースも増えています。天井をスケルトン仕上げにし、ダクトや配管をあえて見せることで、インダストリアルな雰囲気を演出できます。ただし、見える部分の施工は仕上がりの美しさが求められるため、配管の直線性や金物の位置、色の統一など、細かな部分まで配慮が必要です。
一方で、厨房まわりは高温多湿になりやすく、油煙の影響も受けやすい環境です。そのため、空調配管のルート選定や断熱仕様を誤ると、結露や汚れの付着が目立ちやすくなります。ある施工例では、厨房の上部を避けて客席側の天井内を通すことで、配管の劣化リスクを抑え、清掃性も高める工夫がされていました。
用途別の施工例と現場での工夫
用途ごとの施工例を見ると、建物の特性に合わせて空調配管の考え方が変わることが分かります。同じように見える配管でも、「どこにどれだけの風を届けたいのか」「将来の変更にどう対応するか」によって、ルートやサイズ、支持方法などの判断が変わってきます。ここからは、工場や倉庫、商業施設の施工例を見ていきましょう。
工場・倉庫での空調配管施工例
工場や倉庫など、天井が高く大空間となる建物では、空調配管の施工方針もオフィスとは大きく変わります。空間全体を均一に冷やすのではなく、人が作業しているエリアを重点的に空調するケースが多いため、吹き出し口の高さや向き、配管の取り回しを工夫して「必要な場所に必要なだけ」冷暖気を届ける設計が求められます。
ある倉庫の施工例では、天井付近にメインのダクトを通しつつ、作業エリアの真上までサブダクトを垂らすことで、足元までしっかりと空調が届くようにしていました。メインダクトを太めに設計し、途中の分岐で風量を調整できるようにしておくことで、将来のレイアウト変更にも柔軟に対応できるようにした点がポイントです。
また、工場ではクレーンやラックなど、大型設備との干渉を避けることも重要です。施工前に設備配置図をよく確認し、将来の増設スペースも含めて配管ルートを決めておくことで、「せっかく通した配管をあとから移設する」というリスクを減らすことができます。現場での打ち合わせを重ねながら配管位置を微調整していくことが、トラブル防止につながります。
商業施設・テナントビルの施工例
商業施設やテナントビルの施工例では、共用部と専有部で空調の考え方が異なります。共用部の配管は長期的な安定運用を優先し、メンテナンスしやすいルートや点検口の位置を重視します。一方、テナント内部の配管は、内装デザインや店舗レイアウトに合わせて柔軟に対応できることが求められます。
あるショッピングモールの施工例では、共用部のメインダクトを通路側の天井内に集約し、各テナントへは接続口だけを用意する方式が採用されました。テナント入れ替えのたびに大きな空調工事をしなくても済むようにしておくことで、運営側・出店者側の双方にとってメリットの大きい仕組みになっています。
また、店舗ごとに求められる温度条件や営業時間が異なるため、ゾーンごとに個別制御しやすい系統分けをしておくことも重要です。施工段階で制御配線やバルブの位置を意識しておくことで、あとからの調整や省エネ運転がしやすくなります。
空調配管施工を成功させるためのチェックポイント
最後に、空調配管の施工例から見えてくる「共通する成功パターン」をチェックポイントとしてまとめます。これから工事を検討している方や、見積もり内容を確認したい方が、どこに注目すればよいかを整理しておくと安心です。
施工前の計画とコミュニケーション
空調配管の施工を成功させるには、施工前の計画と関係者とのコミュニケーションが欠かせません。工事範囲や工程、作業時間帯、騒音や通行への影響などについて、オーナーやテナント、利用者と事前に共有しておくことで、工事中のトラブルを大きく減らすことができます。
また、既存配管の状況を正確に把握するための現地調査も重要です。図面と現場が一致していないケースは珍しくありません。点検口を開けて天井内を確認したり、実測を行ったりすることで、無理のない配管ルートを検討できるようになります。
施工中・施工後に確認したいポイント
施工中・施工後に確認しておきたいポイントとしては、次のような項目があります。
・配管の固定ピッチや支持金物の種類は適切か
・断熱材が途中で切れていないか、継ぎ目がしっかり処理されているか
・ドレン配管の勾配がきちんと取れているか
・点検口からバルブや継手、機器接続部にアクセスできるか
これらは専門業者がチェックする内容ですが、施主側もポイントを知っておくことで、説明を受けたときに理解しやすくなります。可能であれば、施工中や完成時に現場を見せてもらい、写真やメモで記録を残しておくと、将来のメンテナンスや更新計画を立てる際にも役立ちます。
空調配管の施工例を参考にしながら、自社の建物や店舗ではどのような配管計画が適しているのかを考えてみることは、とても有効です。用途や規模、予算に合わせて優先順位を整理し、信頼できる専門業者に相談しながら進めていくことで、長く安心して使える空調設備を実現しやすくなります。
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