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ー空調配管に結露が起こる原因とは?対処・予防方法について解説ー

2024.06.14

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「急に空調配管から水漏れが起こった原因はなんだろう……」

「空調配管に結露が起こらないように予防する方法ってあるの?」

 

突然、冷房機器から水漏れが起こった場合、空調配管の結露が原因であることが多いです。結露を放置することで、室内の環境に悪影響を及ぼす可能性もあるので、早急に対策するべきです。

 

しかし、結露の原因がよくわからないという方も多いかもしれません。

 

そこでこの記事では、施工のプロが「空調配管に起こる結露の原因や対処法」について、わかりやすく説明します。

 

結露の予防方法についても解説するので、ぜひ参考にしてください。

 

空調配管に結露が起こる原因

 

空調配管内に結露が起こる主な原因は、排水や空気の循環の不具合です。

 

そもそも空調機器の冷房運転の仕組みは、部屋中の空気を取り込んで空調機器内の熱交換器で冷やし、その空気を冷風として室内に戻しています。

 

空気が冷えることで飽和水蒸気量が低下するため、抱えきれなくなった水蒸気が水滴となって空調配管内に結露が起こります。

 

通常であれば結露水は「ドレンパン内」に溜まって「ドレンホース」から屋外に排出されるため、室内機から水滴が出てくることはありません。しかし、吹き出し口に汚れやほこりが貯まることで、うまく結露水が排出できなくなってしまうのです。

 

その他に考えられる原因として、風向板の冷えや冷媒ガスの不足、雨水の逆流なども考えられます。

 

空調配管に結露が起こる場合、原因は多岐にわたるため、自己判断せずに施工会社に点検を依頼することが最も安心でしょう。

 

空調配管の結露が原因で起こる3つの悪影響

 

空調配管内に結露が起こった場合、早急に適切な対策をしなければいけません。

 

ここからは、結露を放置することによって、生活に及ぼす悪影響について解説します。

 

1.カビの発生

 

空調配管の結露を放置することで、天井や壁などに水滴が染み込み、室内にカビが発生する原因となってしまいます。室内にできるカビを放置することで、アレルギー性の「皮膚炎」や「鼻炎」などを発症する可能性もあります。

 

2.ダニの繁殖

 

結露を放置することで室内に発生したカビは、ダニを繁殖させる原因にもなります。ダニの死骸やフンは、カビと同様に「皮膚炎」や「鼻炎」の原因ともなるため、注意しなければいけません。

 

3.漏電の発生

 

空調配管内の結露が、機械や設備を伝って工場内の電気系統に入ることで、漏電が発生するリスクが高まります。工場内で漏電が発生することで、設備のスムーズな稼働ができないだけではなく、電力を余分に使ってしまう可能性が高いです。

 

また最悪の場合は、火災や感電に発展するリスクもあります。工場内での安全な稼働のためにも、漏電事故には十分注意しましょう。

 

空調配管の結露の適切な対処法とは

 

空調配管の結露に対する適切な対処法は、以下の2つです。

 

  • 断熱材の取り替え
  • ドレンホースの交換

 

結露の発生原因が「断熱材の劣化や潰れ」である場合、断熱材の取り替えが必要です。また、「ドレンホースの断熱性能」が原因で結露が発生している場合、断熱タイプのドレンホースに交換しなければいけません。

 

ただし、こちらの対処法はご自身で行うのは困難な内容といえるでしょう。そのため、専門知識のある修理業者への依頼をおすすめします。

 

空調配管の結露の予防法3選

 

上記で説明した通り、空調配管の結露が見つかった場合は専門知識のある業者へ、修理依頼するべきです。しかし、空調配管の結露の発生は予防することができます。

 

ここからは、空調配管に結露が発生するのを抑える方法を詳しく紹介します。

 

1.断熱・保温

 

空調配管施工時の断熱材や保温材の施工不良により、結露が発生する可能性があります。配管の内側と外側の温度差が大きくなるほど、結露が発生しやすくなるため、しっかりと施工時に断熱・保温する必要があります。

 

しかし、施工する断熱材に水分を含んでいると、断熱機能が著しく低下する可能性が高いです。また、空調配管内の断熱材は施工不良がない場合でも劣化するため、定期的な点検とメンテナンスを行いましょう。

 

2.換気・除湿

 

湿度が高い場所では結露が発生しやすいため、適切な換気や除湿を行い、配管周辺の湿度を下げることも有効な対策です。

 

広い工場などでは、除湿剤や結露防止シートだと結露を完全に防ぎきれません。そのため、シーリングファンなどを利用して、空気を循環させるとよいでしょう。

 

また、食品や精密機械などを扱う工場では、製品の品質保護のためにも結露対策は必要不可欠です。建物内に遮熱シートを施工することで、結露を防ぐことができるでしょう。

 

3.メンテナンス塗装

 

空調配管の結露対策には、定期的なメンテナンス塗装も欠かせません。塗装に使用する塗料は、配管の素材や設置環境に応じて決定する必要があります。

 

メンテナンス塗装の下処理である「ケレン作業」が結露を防ぐ素地調整として、最も重要な工程です。塗膜の割れやサビの状態などをしっかりと見極めた上で、最適な塗装を施す技術が必要です。

 

そのため、修理を依頼する際は、空調配管に対する知識や技術力の高い業者に依頼しましょう。

 

まとめ

 

この記事では、空調配管に結露が起こる原因と対処・予防方法について詳しく説明しました。

 

空調配管に結露が起こる主な原因は、排水や空気の循環の不具合です。その他にも、吹き出し口の汚れや風向板の冷え、冷媒ガスの不足などが原因として挙げられます。

 

ただし、空調配管に結露が起こる場合、原因は多岐にわたります。そのため、結露の原因は自己判断せずに、施工会社に点検・メンテナンスを依頼すると安心でしょう。

 

また、空調配管の結露の発生は事前に予防できます。発生を抑える方法は以下の通りです。

 

  1. 空調配管の断熱・保温
  2. 空調配管の換気・除湿
  3. 空調配管のメンテナンス塗装

 

しかし、定期的な点検やメンテナンスをどの会社に依頼すればよいかわからないという方も多いでしょう。

 

当社は空調配管を始めとする、お客さまの大切な設備を守るため、専門的知識と技術を用いて最適な施工を行います。空調配管の施工や定期点検・メンテナンスに関してお困りの方は、ぜひお気軽に当社までご相談ください。

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