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ー空調配管の結露対策!結露する理由やデメリットも徹底解説ー

2024.01.20

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空調配管の結露を対策せずにそのままにしていると、配管だけではなく天井や壁などにも二次被害が発生する恐れがあります。

しかし、具体的にどのように対策すべきかわからないという方も多いでしょう。

今回は、エアコンなどの空調配管に結露が発生する理由とその対策、さらにデメリットについて解説します。

この記事を読めば、結露によって引き起こされるデメリットが理解できるとともに、対策方法も確認できます。

空調配管の結露について悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

 

結露とは?

結露とは、空気中にある水蒸気が水滴になる現象のことです。

水蒸気の量は、温度が高ければ高いほど増え、反対に低ければ低いほど減ります。

空気中に含まれる水蒸気の限界量を「飽和水蒸気量」といい、これを超えると余分な水蒸気は水滴へと変化します。

これが、結露が発生する仕組みです。

 

空調配管が結露する理由

空調配管に限らず、そもそも結露が発生する理由は、暖かい空気が冷やされることで、空気に含まれる水蒸気が水滴となるためです。

空調配管が結露する理由として、以下の内容が考えられます。

・空調配管と天井内に温度差がある

・断熱材に水分が含まれている

・断熱材が潰れてしまっている

空調配管が結露した場合には、早めの対策が必要となります。

しかし、そのためにはまず結露の原因を特定しなければ、適切な対処はできません。

空調配管に結露ができる理由について、詳しく見ていきましょう。

 

空調配管と天井内に温度差がある

空調配管が結露する理由の1つ目は、空調配管と天井内の温度差がある場合です。

これは、冷たい飲み物を入れたコップやグラスに水滴がつくのと同様の仕組みです。

空調配管は冷たい空気を送り込むため、配管全体が冷えてしまいます。

一方で、天井内は室内の温度とほとんど変わらないため、空調配管と天井内に温度差が生じます。

このときの温度差が大きいと、空調配管の表面で結露が発生する原因となるでしょう。

 

断熱材に水分が含まれている

2つ目の理由として、断熱材に水分が含まれている場合が考えられます。

断熱材に水分が含まれると、断熱機能が低下します。

断熱機能が低下すると、空調配管の内部と外気の温度差を遮断することができず、結露が発生します。

空調配管が断熱材に覆われていたとしても、断熱材が機能していなければ、剥き出しになっている状態と変わりません。

 

断熱材が潰れてしまっている

断熱材が潰れてしまっている場合にも、結露が発生する原因となります。

断熱材を固定する際の締めつけが強いと、潰れて断熱効果が低下してしまいます。

すると、外気と遮断されずに結露の発生につながるでしょう。

 

結露が発生することによるデメリット

エアコンなどの空調配管に結露が発生すると、建物が損害を受ける可能性があります。

結露が発生することにより、以下のようなデメリットがあるためです。

・天井にシミやカビが発生する

・雨漏りの要因になる

シミの発生によって見た目が悪くなるだけでなく、カビや雨漏りが発生するなど、生活環境にも大きく影響をおよぼします。

結露が発生することで考えられるデメリットについて、詳しく見ていきましょう。

 

天井にシミやカビが発生する

空調配管に結露が発生すると、水滴が天井に浸透するため、天井にシミやカビが発生する原因となります。

天井内は空気の循環が良くないため、何度も天井に水滴が落ちることによって、次第にシミができてしまいます。

また、シミだけでなく、カビも発生しやすくなるでしょう。

天井にカビが発生すると、カビを吸い込むことによって、健康にも悪影響を与える可能性があります。

安全な環境を作るためにも、空調配管の結露対策は非常に重要です。

 

雨漏りの要因になる

空調配管の結露によって天井に水滴が落ち続けると、いずれは水分が天井を通過して室内に落ち、雨漏りのような状況になってしまいます。

すると、天井だけでなく床や壁そのほかの家具などを損傷し、修理費用が発生する可能性があります。

このように、空調配管の結露をそのままにしておくと、ほかの箇所への損傷も引き起こされるでしょう。

二次被害が起きる前に、早めに結露対策をすることが重要です。

 

空調配管の結露対策

続いて、空調配管の結露対策について解説します。

対策方法については、以下の2点を参考にすると良いでしょう。

・断熱材の厚みを増やす

・空調配管のメンテナンスをする

先述したように、結露が発生する原因は、配管内と外気との温度差によるものです。

この温度差を遮断することで、結露が発生しにくくなるでしょう。

 

断熱材の厚みを増やす

1つ目の結露対策は、断熱材の厚みを増やす方法です。

空調配管を覆っている断熱材の厚みが増えることで、配管と天井内の温度差を小さくできます。

断熱材を丸ごと取り替えるのは非常に大がかりな施工となるため、断熱粘着テープを使用して、既存の断熱材の上から巻きつけて厚さを増やします。

断熱粘着テープは断熱性能がある粘着テープで、断熱材の厚みを増やすために使用されることがほとんどです。

断熱材の厚さを増やし、配管と天井内の温度差を小さくすることで、結露の発生を予防できるでしょう。

 

空調配管のメンテナンスをする

空調配管に結露が発生しても、自分自身で原因を特定して対策まで行うのは難しいでしょう。

メンテナンスには高度な知識と技術が必要となるため、無理をせず専門業者に相談することをおすすめします。

専門業者に依頼することで、費用は発生しますが、結露に悩まされる可能性は少なくなります。

結露でお悩みの方は、ぜひ一度専門業者によるメンテナンスを検討してみてください。

 

まとめ

空調配管が結露する理由、発生したことによるデメリット、対策について解説しました。

空調配管の結露をそのままにしておくと、ほかの箇所への二次被害やカビの発生により、健康被害が起きることも考えられます。

そのため、空調配管の結露に気づいたらすぐに対処しましょう。

結露対策を自分で行うのが難しいと感じる場合には、早めに専門業者に相談して対処してもらいましょう。

そうすることで、建物やその環境で過ごす人たちを守ることにつながります。

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