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空調配管には保温が必要
2023.04.21
空調をはじめとする配管には保温工事が大切です。保温工事を行わないまま、配管を使用することは、トラブルや不具合の原因になりかねません。
しかし、空調配管などの配管の保温工事にはどのようなものがあり、どのような効果があるのかを知っている人は少ないのではないでしょうか。
今回は、配管の保温工事を施工することで得られる効果や防止できることなど、配管の保温工事について、詳しく紹介したいと思います。
何となく、配管の保温工事が大切だと知っていても詳しくわからないという人は、参考になると思います。
何のため?
そもそも空調配管など、配管にはどのような役割があり、何のために保温工事が必要なのでしょうか。
配管には、ある場所から特定の場所まで、空気や水、ガスなどを運ぶ役割があります。
配管が運ぶものの種類は、さまざまなものがありますが、共通していることは、運ぶものは熱を帯びていることです。配管は、単に空気や水、ガスなどを運ぶだけではなく、この熱を保ったまま、特定の場所まで運ぶ役割があるのです。
このとき、配管がただの管にしか過ぎず、そのまま使われている状態であれば、外気の環境や気温などに運んでいるものが影響され、温度や物質が変化してしまう恐れがあるのです。
また、外気の環境や気温などの影響を受けると、配管に結露が発生したり、凍結してしまうこともあります。さらに、結露が広がれば、周辺にシミができたり、カビが発生する可能性もあるのです。
配管の保温工事は、熱を保ったまま特定の場所まで、空気や水、ガスなどを運ぶ目的だけでなく、外気の影響を受けないためにも必要であることがわかります。
保温工事の必要性
空調配管などの配管には、保温工事が必要であることを説明しましたが、ここからはより具体的にどのような効果があり、どのようなことを防ぐことができるのかについて詳しく紹介したいと思います。
結露
空調配管や給水配管では、保温工事が施工されていないと配管の中に冷たいものや温かいものが通ったときに、外気の気温の影響を受けやすく、運んでいる途中で温度が変化してしまう可能性があります。
外気の影響を受けるだけではなく、外気中にある水滴が配管の周りに付く結露が発生する場合もあり、結露が配管そのものを傷める原因になります。
また結露は配管だけではなく、周辺の天井や壁などにシミやカビを発生させる場合もあります。
保温工事を施工することで、配管の温度を保つことができ、外気の気温の影響を受けにくくなります。
その結果、結露が原因となるさまざまなトラブルや不具合を防ぐことができるのです。
凍結
空調配管などの配管は、天井など屋内に設置されているとは限りません。屋外に設置されている場合も少なくなく、特に給水配管では、冬の寒い時期には凍結してしまう場合があります。
配管は、凍結してしまうと、気温が上がって凍結が解消されれば元通りになるというわけではありません。凍結によって、配管に傷みが生じたり、破損して配管が使えなくなってしまうこともあるのです。
配管の保温工事を施工することで、凍結を防ぐことができ、凍結によって配管を使えない状況を避けるだけではなく、配管の傷みや破損を防ぐこともできます。
エネルギーを無駄にしない
配管の中を空気や水、ガスなどを運んでいるときに、外気の影響によって、温度が変わってしまうと結露が起きやすくなってしまうと先述しました。
しかし、外気の影響を受けることは結露の発生だけではありません。一度、エネルギーを使って指定された温度にしたものを運んでいるときに、外気の影響を受けて温度が変わってしまうと、使ったエネルギーを無駄にすることになるのです。
保温工事を施工することは、単に温度を保ったまま特定の場所に運ぶだけではなく、エネルギーを無駄にしないためにも大切なことです。
エネルギーのロスを防ぐことは、環境問題に配慮するだけではなく、経済的な無駄を減らすことでもあります。
快適な暮らし
空調配管などの配管の温度を変えないまま、特定の場所まで運ぶことを守る保温工事は、外気の影響を受けにくくすることや、エネルギーのロスを防ぐだけではありません。
これらは、快適な暮らしに繋がることでもあるのです。
特に空調配管では、送り出される空気の温度を保ったまま運ばれることで、冷暖房を効率良く利かせることができます。
人々は、猛暑や厳寒から身を守ることができ、暮らしを快適に保つことができます。
空調配管を設置していても、単に空気が送られるだけで、温度をコントロールできなければ、エネルギーやコストばかりが掛かってしまって、人々の暮らしを快適にすることは難しいでしょう。
人々の快適な暮らしを保つためにも、空調配管なおの配管には保温工事が必要なのです。
火傷から守る
配管は、さまざまなものを運ぶために設置されています。場合によっては、人が触れると危険な熱さや冷たさの場合もあります。
このようなときに、保温工事が施工されていると、温度を保ったまま運ぶだけではなく、誤って配管に触れてしまったときの火傷(低温火傷の場合も)から守ることができます。
配管を保温剤で覆うことで温度を保つことができるだけではなく、配管そのものに人が直接触れてしまわないようにすることができるのです。
適切な保温工事は
空調配管などの配管の保温工事は、専門的な知識と技術が必要であることはいうまでもありません。配管の種類や設置場所によって、適している保温工事があります。また、定期的な点検やメンテナンスを行うことも大切です。
このため、配管の保温工事は、専門の業者に依頼するようにしましょう。
費用が掛かってしまうことを不安に感じるかもしれませんが、保温工事を施工しないまま空調配管などの配管を使い続けることのほうが、最終的にコストがかかる場合がほとんどです。
まとめ
今回は、空調配管などの配管に保温工事を施工することで、どのような効果があり、どのようなことを防げるのかについて詳しく紹介しました。
配管に保温工事を施工することで、外気の影響を受けにくくすることができます。そして、外気の影響を受けにくくすることが、さまざまな効果をもたらし、結果的にコストを抑えたり快適な暮らしへと繋げます。
配管に保温工事を施工しないまま、使い続けるのではなく、専門の業者に依頼して保温工事を施工してみてはどうでしょうか。
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