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機械据付にも資格が必要?個人と会社で取得する資格を紹介!
2022.12.23
機械据付には工事が必要な場合や特別な知識や経験、器具がないとできないことも少なくありません。
そのため、機械据付に当たっては資格の取得者が求められることも多いのが事実です。
しかし、機械据付には具体的にどのような資格が必要なのかそこまで知られていません。
また、会社でも資格や許可が法的に必要というケースもあります。
そこで今回は、機械据付に当たって必要な資格や許可といった話題を中心にまとめました。
さらに、機械据付の資格における最終的な資格である技術士についても解説します。
この記事を読むことで、機械据付のための設備工事やプラント工事の資格について分かるようになるでしょう。
機械据付の会社へ勤務するには資格がなくとも問題ない?
基本的に機械据付の会社へ勤務するだけであれば、無資格でも入社できます。
未経験者や技術系資格がなくとも、戦力として迎え入れてくれる会社は少なくありません。
ただし、将来的には機械据付に必要な何らかの資格を取得する必要があります。
もちろん、無資格者でも活躍できる場所は多く、現場での作業を始め、様々な業務で機械据付の現場において需要があるのも事実です。
さらに車の運転も多いので普通自動車免許を持っていることで、より活躍できる場所は増えるでしょう。
このように機械据付といっても、全員が全員特殊な資格を持っていなくとも戦力として活躍できる職場といえるのです。
実際、機械据付を手掛ける企業の中では、未経験者も募集しているところが大半です。
次にそもそも機械据付とはどのような仕事か解説します。
機械据付は、機械器具設置工事業と呼ばれる仕事の1つです。
建設現場をはじめ、工場や高度な機械が集中しているコンビナートといった場所で機械が運転できるように設置を進めていく業務を行います。
単に大型の機械だけでなく、精密な機能を持った精密機器の据付を手掛けることも多く、機械据付専門の会社も少なくありません。
全員が全員専門の資格を持っている必要はありませんが、携わるメンバーの中に特別な資格を持っている人材が求められる仕事です。
この内容からも専門的な知識や技術が求められるイメージができるのではないでしょうか。
機械据付の工事で必要な資格とは?
具体的に機械据付の工事で必要な資格は、現場の工事で必要な資格と監督するために必要な資格に分けられます。
機械据付をするためには、工事が必要です。
そのため、その工事をするための建設関連の資格が必要というケースも少なくありません。
主なものでも機器を動かすためのクレーンへの括りつけをする玉掛けの資格や重機を動かす資格、場合によっては機械据付のために機械を
運び入れる大型自動車免許やトレーラーを動かすけん引免許などが求められます。
例に挙げた資格をそれぞれ解説していきましょう。
玉掛け資格
まず、玉掛け資格は玉掛け技能と呼ばれるもので、クレーンやワイヤーなどに重量物をつるして荷物を運ぶ際に荷物をフックなどに固定する資格です。
簡単な仕事のように思われる方もいるかもしれませんが、十分な固定力とバランス、安全で確実な施工をするために、十分な教育と資格取得が求められる作業です。
重機関連の資格
重機関連の資格は、非常に多岐にわたります。
機械据付では、基礎工事をするケースも多いので、車両系建設機械運転技能講習(基礎工事用)などの資格や高所作業車運転技能講習、クレーン資格の取得が求められる場合もあるでしょう。
この点は、機械据付のジャンルによって求められるものが異なります。
牽引免許は車両総重量750kgを超える車を牽引するための資格です。
小型のキャンピングカーのようなものを引っ張る場合は不要ですが、機械据付のように重量物を扱う場合は、持っていると便利な資格と言えます。
ここで紹介した資格は一例であり、実際は様々な資格が求められることも少なくありません。
機械据付は、それだけ専門的な業務を担っているといえるでしょう。
機械据付における究極の資格!技術士(機械部門もしくは総合技術監理部門の機械部門)とは?
機械据付には、管理をするために主任技術者、監理技術者、専任技術者の配置が求められます。
この技術者は実務経験でも認められることも多いのですが、技術士(機械部門もしくは総合技術監理部門の機械部門)の資格を取得していると、スムーズに認められます。
技術士の資格は、国家資格でも最難関といわれており、様々な分野に存在する資格です。
その中でも機械据付のような分野では機械部門もしくは総合技術監理部門の機械部門における技術士の資格を持っていることが理想です。
ただ、取得はとても難しく、一次試験に合格した後に実務経験を7年以上経験してはじめて二次試験に進めます。
そして二次試験に合格して取得できるという、一般的な資格のイメージを覆すような難しい取得方法になります。
さらに試験自体も難しいため、機械据付の業界でも資格取得者は、非常に重宝されるのです。
まさに機械据付業界における究極の資格といってもいいくらい難しい資格が技術士なのです。
会社も機械据付関連の資格が必要
機械据付は、会社自体も資格や認可を受けている必要があります。
機械器具設置工事業の建設業許可業種の資格がないと、機械据付における大きな工事(請負金額が500万円以上)ができません。
機械据付は大掛かりな工事も多いため、実質この許可を受けていないと仕事が始められないでしょう。
基本的な条件として、この分野で5年以上の経験を持つ人物が幹部にいることや違反行為(犯罪や契約の無断変更など)をしていないこと、そして先ほど紹介した専任技術者の配置、そして自己資金が500万円以上などがあります。
仕上げの工事、たとえば機器のボルト留めやアンカー留めといった工事に限定するだけであれば、とび・土工工事の建設業許可でも実施可能ですが、本格的な機械据付をする場合は上記の条件をクリアして許可を受けている必要があるのです。
このように機械据付の工事を手掛ける会社自身も資格が求められます。
まとめ
機械据付は、工事の特殊性から様々な資格が求められます。
しかし、勤務するにあたっては、無資格でも問題なく戦力として活躍できる業界でもあります。
また、自動車免許の資格程度であっても活躍できる場所も少なくありません。
ただ、専門的な管理や詳細な業務については資格が必要であり、会社自身も無資格では工事が手掛けられない分野です。
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