新着情報
ー空調配管の工事で失敗しないための基礎知識とチェックポイントー
2025.11.28

空調配管の工事とは?
空調配管の工事とは、エアコンや業務用空調機の室内機と室外機をつなぐ配管を設置・交換・延長する工事のことです。一見ただの配管に見えますが、冷暖房の効きやすさや電気代、さらに水漏れトラブルの有無まで左右する、とても重要な工事になります。
空調配管工事の基本的な役割
空調配管の工事では、冷媒を循環させる銅管、結露水を流すドレン配管、配管を保護する断熱材などを適切に取り付けていきます。これらが正しく施工されていないと、せっかく性能の良い空調機を導入しても効きが悪かったり、早期故障につながったりします。空調配管の工事は、機器本体と同じくらい大切な「見えないインフラづくり」と言えるのです。
新築とリフォームでの空調配管工事の違い
新築の場合は、天井裏や壁の中に配管ルートをあらかじめ確保できるため、見た目もスッキリしやすく、メンテナンス性も考えた計画が立てやすくなります。一方、既存の住宅や店舗のリフォームでは、構造体や仕上げ材を傷つけないようにしながら配管ルートを工夫する必要があります。そのため、同じ空調配管の工事でも「どんな建物か」「既存の配管がどうなっているか」によって、工事方法や工数が大きく変わってきます。
空調配管の工事の基本的な流れ
空調配管の工事と聞くと、配管をつないで終わりというイメージを持ちやすいですが、実際にはいくつかの工程を丁寧に進めていきます。流れを理解しておくことで、見積もり内容のイメージもしやすくなり、工事当日の不安も減らせます。
現地調査と配管ルートの検討
最初のステップは現地調査です。室内機と室外機をどこに設置するのか、壁や天井の構造はどうなっているのか、既存配管が使えるのかなどを確認します。この段階で、できるだけ短く、曲がりの少ない配管ルートを検討することが大切です。また、点検口やメンテナンススペースが確保できるかどうかも確認し、後からの修理や交換にも配慮した計画を立てていきます。
施工準備と空調配管の敷設
工事当日は、床や家具を養生してから作業が始まります。壁に穴を開ける場合は、構造体を傷つけない位置を慎重に選び、必要最小限の開口で配管を通します。そのうえで、銅管やドレン配管をルートに沿って敷設し、勾配を確認しながら固定金具でしっかりと支持していきます。見た目が気になる部分には配管カバーを取り付けるなど、仕上がりの美しさにも配慮しながら作業が進みます。
真空引き・試運転と最終確認
配管の接続が完了したら、冷媒配管内の空気や水分を取り除く「真空引き」を行います。これは空調配管の工事の中でも特に重要な工程で、ここが不十分だと冷媒の性能が落ち、故障の原因にもなります。その後、冷媒を規定量充填し、試運転をしながらガス漏れの有無や冷暖房の効き具合、ドレン排水の状態などを確認します。問題がないことをチェックして、空調配管の工事が完了となります。
空調配管の工事で押さえておきたいポイント
空調配管の工事は専門的な作業ですが、施主側として最低限押さえておくと安心できるポイントがあります。これを知っているだけでも、業者からの説明が理解しやすくなり、工事後のトラブルも防ぎやすくなります。
配管ルートと見た目への配慮
空調配管は、機能だけでなく見た目も大切です。室内側では、できるだけ目立たない場所を通し、必要に応じて配管カバーを使うことで、インテリアとの調和が取りやすくなります。ただし、見た目を優先するあまり、配管を無理に曲げたり長くしすぎたりすると、性能低下や結露の原因になることもあります。空調配管の工事では「見た目」と「性能」のバランスを取ることが重要です。
ドレン配管と勾配の確保
冷房時に出る結露水を流すドレン配管は、勾配が足りないと水が溜まり、室内機からの水漏れを引き起こします。そのため、空調配管の工事では、ドレン配管に適切な勾配をつけることが基本中の基本です。天井裏や床下を通す場合でも、途中で「山なり」にならないように支持金具の位置を調整し、スムーズに水が流れるように施工する必要があります。
断熱と結露対策を丁寧に行う
冷媒配管には断熱材をしっかり巻き、外気との温度差で結露が起こらないようにすることが欠かせません。特に、屋外に露出する部分や、湿気がこもりやすい天井裏などでは、断熱材の隙間や破れがないかが重要なチェックポイントです。断熱処理が甘いと、配管の外側に水滴がついて天井材や壁材を濡らしてしまうことがあるため、空調配管の工事では見えにくい部分ほど丁寧な施工が求められます。
空調配管の工事を業者に依頼するときのチェックポイント
空調配管の工事は自分で行うのが難しいため、多くの場合は専門業者に依頼することになります。その際に、どのような点を確認しておくと安心なのかを知っておくと、業者選びや見積もり比較がスムーズになります。
見積もり内容が具体的かどうか
見積もりを取る際は、「空調配管の工事一式」といったざっくりした表現だけでなく、配管の長さ、使用する材料の種類、断熱やドレン配管の処理方法などが具体的に記載されているかを確認しましょう。また、壁の補修や配管カバーの有無、既存配管の撤去費用なども分かるようになっていると、後から「聞いていなかった」というトラブルを防ぎやすくなります。
実績や資格・保証内容の確認
空調配管の工事は、経験や技術力の差が仕上がりにそのまま表れます。業務用空調や店舗、工場などの施工実績があるかどうか、担当技術者がどのような資格を持っているか、工事後の保証はどうなっているかを事前に確認することが大切です。万が一の不具合があったときに、しっかり対応してくれる体制が整っているかどうかも、安心して任せられるかを判断するポイントになります。
まとめ:空調配管の工事で快適さと安心を長持ちさせる
空調配管の工事は、普段あまり意識されない部分ですが、冷暖房の効きやすさや電気代、さらには水漏れや結露といったトラブルの有無まで左右する、とても重要な工事です。現地調査から配管ルートの計画、配管の敷設、真空引きと試運転まで、一つひとつの工程を丁寧に行うことで、空調設備は本来の性能を長く発揮できます。これから空調配管の工事を検討されている方は、工事の流れやポイントを知ったうえで、信頼できる業者と一緒に快適で安心な空間づくりを進めてみてください。
萩原工業株式会社は、三重県四日市市で空調設備配管工事を請け負っております。現在、一緒に現場を盛り上げてくれる職人を募集中です。性別・経験は問いません。未経験からでも着実にステップアップできますので、安心してご応募ください。詳しくは求人情報をご覧ください。
会社名:萩原工業株式会社
住所:〒512-8061 三重県四日市市広永町字蓮池31-1
TEL:059-363-1393
FAX:059-329-6111
営業時間・定休日:日曜日
About 会社概要