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ー空調配管のメンテナンスで快適さと省エネを長持ちさせるコツー

2025.11.14

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機械設備工事

空調配管のメンテナンスとは?

空調配管のメンテナンスとは、エアコンなどの空調設備につながる配管に汚れや劣化がないかを点検し、必要に応じて清掃や修繕を行うことです。普段は見えにくい部分ですが、放置するとトラブルや故障につながるため、計画的な管理がとても大切になります。

空調配管が担っている役割

空調配管は、室内機と室外機のあいだで冷媒を循環させたり、ドレン水を外に排出したりする重要な通り道です。配管が正常に働くことで、設定温度どおりに部屋を冷やしたり暖めたりでき、快適な室内環境が保たれます。また、配管の状態は電気代や機器の寿命にも影響します。

メンテナンスを怠ると起こるトラブル

空調配管のメンテナンスを怠ると、冷暖房の効きが悪くなるだけでなく、さまざまなトラブルが発生します。例えば、ドレン配管が詰まることで室内機から水漏れが起きたり、断熱材の劣化により結露が発生して天井や壁にしみができたりすることがあります。最悪の場合、機器の故障や交換が必要になり、大きな出費につながることもあります。

空調配管メンテナンスが重要な理由

空調配管のメンテナンスは、単に故障を防ぐだけでなく、建物全体の快適性とランニングコストに直結する大切な取り組みです。ここでは、具体的なメリットを確認しながら、なぜ定期的に実施すべきなのかを整理していきましょう。

電気代の削減につながる

配管のどこかで冷媒が漏れていたり、汚れや詰まりで熱交換効率が落ちていたりすると、空調機は同じ温度にするために余計な電力を使います。配管のメンテナンスにより、冷媒量や流れを適正に保つことで、空調機が本来の性能を発揮でき、結果として電気代の削減に役立ちます。

機器の寿命を延ばせる

空調設備は高額な設備投資になるため、少しでも長く使いたいと考える方が多いはずです。配管に不具合がある状態で運転を続けると、コンプレッサーなどの主要部品に負荷がかかり、故障を早めてしまいます。定期的に配管の状態をチェックしておくことで、機器本体の寿命を延ばし、トータルのコストを抑えやすくなります。

室内環境のトラブルを防げる

ドレン配管の詰まりや断熱不良が原因で起きる水漏れや結露は、床や壁紙、天井材の傷みにつながります。さらに、濡れた部分を放置するとカビが発生し、臭いや健康被害の原因になることもあります。空調配管のメンテナンスは、こうした二次被害を未然に防ぐためにも欠かせない対策です。

空調配管メンテナンスの主な内容

空調配管のメンテナンスと聞くと難しく感じるかもしれませんが、実際にはいくつかのポイントを押さえて点検と清掃を行う作業の積み重ねです。ここでは、専門業者が行う代表的なメンテナンス内容を分かりやすくご紹介します。

目視点検と簡易チェック

まず基本となるのが、配管の外観を確認する目視点検です。断熱材の破れやめくれがないか、配管の固定が緩んでいないか、結露や水漏れの跡がないかなどをチェックします。また、運転中の音や振動、温度ムラの有無など、簡易的なチェックも合わせて行い、異常の兆候を見逃さないようにします。

ドレン配管の清掃

ドレン配管には、ホコリやカビ、スライム状の汚れが溜まりやすく、放置すると詰まりの原因になります。定期的なメンテナンスでは、専用のポンプやワイヤー、洗浄剤などを使って配管内部を洗浄し、水の流れをスムーズに保ちます。特に梅雨や夏場は結露水の量が増えるため、ドレン配管の状態確認が重要になります。

冷媒配管まわりの点検

冷媒配管では、継手部分からの冷媒漏れや、配管の腐食・損傷がないかを確認します。必要に応じてリークテストを行い、ガス漏れが疑われる場合は適切な補修やガスの再充填を行います。また、配管の支持金物や吊り金具がしっかり固定されているかも重要な確認ポイントです。

断熱材の補修・交換

配管を保護している断熱材が劣化すると、表面温度との差で結露が発生しやすくなります。メンテナンスでは、傷んだ断熱材を巻き直したり、新しいものに交換したりして、結露とエネルギーロスの両方を防ぎます。屋外に露出している配管は紫外線や風雨の影響を受けやすいため、特に注意が必要です。

メンテナンスの頻度とタイミング

空調配管のメンテナンス頻度は、建物の用途や使用状況によって変わりますが、目安となる考え方を知っておくと計画が立てやすくなります。ここでは、一般的な頻度の目安とあわせて、実施しやすいタイミングについて解説します。

年に一度は専門点検を実施する

オフィスや店舗、工場などで空調を日常的に使用している場合は、少なくとも年に一度は専門業者による点検を受けることをおすすめします。フィルター掃除だけでは分からない配管内部の状態をチェックできるため、大きなトラブルを未然に防ぎやすくなります。

シーズン前後の点検がおすすめ

冷房や暖房を本格的に使い始める前後のシーズンは、配管メンテナンスの良いタイミングです。冷房シーズン前にはドレン配管の詰まりを解消し、暖房シーズン前には冷媒配管まわりの異常がないかを確認しておくと安心です。シーズンオフにまとめて点検することで、工事のスケジュールも調整しやすくなります。

空調配管メンテナンスを業者に依頼するポイント

空調配管のメンテナンスは一部を自分で確認することもできますが、多くの場合は専門的な知識と道具が必要になります。最後に、業者に依頼する際にチェックしておきたいポイントを整理しておきましょう。

空調設備に強い業者かどうか

一口に設備業者といっても、得意分野はさまざまです。空調設備や配管工事の実績が豊富な業者であれば、配管の状態と機器の状態をトータルで判断して、適切なメンテナンスを提案してくれます。過去の施工例や対応している建物の種類などを確認すると安心です。

点検内容と費用が明確か

見積もりの段階で、どこまでの範囲を点検し、どのような作業を行うのかを具体的に説明してくれる業者を選びましょう。「配管点検一式」といった曖昧な表現だけでなく、ドレン清掃や冷媒漏れチェック、断熱材の補修など、項目ごとに内容が分かると納得感も高まります。

定期メンテナンス契約の有無

長期的に安定した運用を考えるなら、定期メンテナンス契約を用意している業者を選ぶのも一つの方法です。年に一度の点検や、シーズン前後のチェックをセットにしたプランであれば、スケジュール管理の手間も省け、費用面でも単発依頼よりお得になる場合があります。

まとめ:空調配管のメンテナンスで安心・快適な環境を

空調配管のメンテナンスは、目に見えにくい部分の管理だからこそ後回しにされがちですが、実は快適な室内環境と省エネ運用を支えるとても重要な作業です。定期的な点検と清掃を行うことで、水漏れや結露、冷暖房効率の低下といったトラブルを予防でき、設備の寿命も延ばせます。建物の用途や使用状況に合わせて、年に一度は専門業者による点検を取り入れ、安心して空調設備を使い続けられる環境づくりを進めてみてください。

萩原工業株式会社は、三重県四日市市で空調設備配管工事を請け負っております。現在、一緒に現場を盛り上げてくれる職人を募集中です。性別・経験は問いません。未経験からでも着実にステップアップできますので、安心してご応募ください。詳しくは求人情報をご覧ください。

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